ヴァイオリン工房Len......Suzuki Ayako    

カテゴリ:  製作中 making violin( 48 )




ドルチェ・アッテーザ dolce attesa (伊:出産を待ちわびている感じ)

楽器をキレイに磨いたので、ニス塗り前にしばらく日陰干しにしています~
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楽器を磨く際によく使うものは・・・・
砥草!

自宅の庭に生えてます・・・。道端でも簡単に手に入るこの砥草、stradivariも使っていたようで、『ストラディヴァリの秘密』という本では"asprella"との記述があります。同様に紹介されている“目の細かい魚の皮”から、以前はサメの皮を使っていたことがありますが、皮だけをキレイに剥ぐことが難しく、作業中に魚のにおいまみれになってしまう・・・(><)!今回は手に入らなかったこともあって使いませんでした。
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この青々しい砥草、もちろんこのまま使えません。
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摘んで、乾燥させました。
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それを、水に浸して柔らかくなったところを、堅い板などに挟んで研磨作用のある部分を広く使えるようにします。
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こんな感じで磨けます。この作業は、あくまでも表面を滑らかにする程度のものなので、“研磨しながら形を整える”ためではありません。前段階ではスクレーパーでの整形をしっかり済ませておきたいですね。
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以前に作った、ニスです。
今回は口の狭い瓶に保管していましす。去年、夏の暑い盛りに、ニスを口の広い大きな瓶に保管していたら、ニスのアルコール分がすっかり飛んでしまったんです(ToT)!!
そういうわけで、長い期間ニスを保管する時は、口の狭い瓶を使うといいと思います!
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by celloloto | 2011-07-24 14:42 |   製作中 making violin

やっとネックがつきました ~mia principessa!!!~

たいして雨が降らないまま梅雨があけました~(><)
カラッとしてていいんですが、暑い・・・・

暑くてパソコンを開く気にもならず、全く更新ができないまま
白木ヴァイオリン完成・・・・!
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やっぱりAmatiモデル・・・丸くて、可愛らしい。私にとっては姫も同然ですね!

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魂柱はいつも割り材から作ります。
繊維を確認して、その繊維方向にまっすぐに鉋で削っていきます。

四角柱
 ↓
八角柱
 ↓
十六角柱
 ・
 ・
 ・
紙やすりで整えて
完成!


表板から受けた振動を裏板に伝えてくれる大事な役割の魂柱ですから、繊維がまっすぐで、ある程度乾燥した木材を使いたいものです。
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by celloloto | 2011-07-15 16:20 |   製作中 making violin

雨☂ふってくれ~

だいぶ頭がもうろうとしながら作業しています・・・
やっとbassbarが接着、成形終了~060.gif
f字孔切り出し終了
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双子♥ 左がちょっとお姉さん。妹の方が少しスリムですね。アーチの形が少し違うからf字孔の見え方が違います。
表板厚み出し終了
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bassbarの接着面合わせに苦労しないように、表面をきれいに整えます。
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やっと!
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by celloloto | 2011-07-01 15:11 |   製作中 making violin

Amatiモデルの表板

暑い日が続いていますが・・・・熱中症などにはなっていませんか?
私の部屋は・・・暑い・・・にも関わらず、またこの夏一番暑い日に表板の荒削りです(´-`)。
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アウトラインを終え、パフリングの溝を彫り、接着します。
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アーチを仕上げたら、f字孔の位置を確認
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アーチの形はこれでOKにしようと思います!すだれの影が表板に写ってアーチの形が分かりますね。

結構前ですがラジオから、あるカメラマンさんの言葉が耳に入ってきました。
「ドイツ製のライカは細かい部品も全部手作りで、とてもいい!シャッターを切るたびに『頑張れ!いいぞ!』とその音に励まされているようだ。」と。
なんか分かる気がしますね。私も、楽器を弾く方が弾けば弾くほど
「もっと弾きたい!楽しい!もっと上手になりたい!」と思ってもらえる楽器を作るぞ(^o^)!
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by celloloto | 2011-06-25 23:27 |   製作中 making violin

アクシデント(♯`∧´)

しばらく更新していなかったブログですが・・・。
いろいろあったんですょ。
愛情たっぷり、丹精込めて作っているAmatiモデルですが、厚みの確認で板を“軽く”ねじったら

「バキッ」

といや~な音が・・・。
接ぎのすぐ横にうすーく。今までこんなこと一度もなかったので、一瞬目を疑いましたが。
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とはいってもこのまま作り続けるわけにもいかず
新しい表板を作り始めました。
接ぎがはがれただけなら、作り直しはしなかったかもしれません。
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毎度作るたびに手放しがたくなる楽器たち・・・子どものようなもんですからね。
でも今回は表板一枚は手元に残せる♪と前向きに考えて
もっといい表板をつくります!

同時にCelloのはっちゃんの改良中・・・
表板の次に裏板を剥がしています。
私の楽器は学生時代に購入したもので、ドイツの工場で生まれたものですが、もう10年以上の付き合いです。一緒に過ごしてきた時間を思うと楽器として不足な点があってもそう簡単に手放せません。そこで箱を開いて表板の厚みを薄くして、バスバーをつけなおしました。昨日表板を接着したので今度は裏板を剥がしています。
ひとつ問題なのは接着剤がにかわではなく白ボンド・・・簡単に剥がれないのでこれだけ剥がすのに一時間かかってしまった。
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by celloloto | 2011-06-08 15:37 |   製作中 making violin

f字孔切り出し

前回デザインしたf字孔は少しだけ幅を広くして、思い切って切り出しを始めました。
まず糸鋸でラインギリギリまで切り出します・・・
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そしてナイフで切りだせば出来上がり060.gif
魂柱はどうにか出し入れできる幅にしました。これ以上広げるとAmatiから遠く離れちゃうのでこれで勘弁026.gif
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f字孔の後は表板の厚みを最終チェックしたらバスバー(bassbar / catena)のフィッティングをするので、バスバー材の準備をします~
バスバー材は楽器の内部でも音響に影響を与える大事な存在・・・なるべく繊維がまっすぐな方がいいですね。その繊維の方向を知るためには、材を割るのが一番です。
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by celloloto | 2011-05-25 23:39 |   製作中 making violin

裏板厚み出し spessore

毎日暑い日が続いています042.gif
なんでこんな暑い時期にまた・・・という感じですが、今まで怠けていた私が悪い・・・。
裏板のアーチの形についてはもう心を決めました。結構ふくらみが激しく感じますが、それは私がAmatiのアーチを見慣れてないだけ・・・これでいこうと思います。その次の段階の厚みだしを丸のみで進めました。
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これだけ彫り進めるのにマメができるんですよ、痛いんですよ~008.gif
表板にはAmatiのf字孔のデザインを、試しに・・・
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でもこのf字孔の細さじゃ魂柱が通らない!!どうしよう・・・。また明日考えます。
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by celloloto | 2011-05-21 17:29 |   製作中 making violin

アーチの形 bombatura

さて・・・Amatiのアーチは・・・
ふっくら女性的で繊細なラインですね。コーナーが細いから受ける印象でしょうか・・・。
ふっくらとでっぷりでは大分違いますよね。
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[Violin Nicolo Amati 1662]
この写真はRoyal Academy of Music Strings Galleryに所蔵された楽器です。
(ガラスケースにカメラを構えた私が写ってる・・・亡霊じゃありません~)
エッジラインからアーチの立ち上がりが高い!パンパン!・・・だけどエレガント。アウトラインからパフリングまでの幅も狭い、パフリングも細いからですかね。
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普段よりふっくら作ってみましたが、まだ迷っています。いつもだったら、すっと立ち上がる感じでアーチを仕上げるので、これでも結構勇気が要りました。どうしたもんか・・・。でも、もう少し丸みのある印象に仕上げたいものです。もちろんコピーを作ってるわけじゃないですが、Amatiの持つ丸みのあるアーチに憧れます。
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by celloloto | 2011-04-27 22:24 |   製作中 making violin

ニス作り つづき

ほとんど溶けてます・・・。
あとは全部を一緒にするのみ。Elemiの透明度・・・すごい!キレイ!
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by celloloto | 2011-04-22 23:02 |   製作中 making violin

コーナー punta

やっとこさ、パフリングを接着しました。
やっぱりコーナーの接着部分をどうするかで悩み、接着するまで時間がかかってしまった・・・。
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さてさて、接着後のコーナーがちゃんとキレイについているかどうか・・・・
確認するこの瞬間が至福の時。
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なんとかパフリングラインの彫を終えました!
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by celloloto | 2011-04-21 19:13 |   製作中 making violin

ヴァイオリン製作家 Suzuki Ayako 鈴木郁子
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