ヴァイオリン工房Len......Suzuki Ayako    

カテゴリ:  製作中 making violin( 46 )




木材の選び方

「製作にあたって良い木材の見分け方って?」
との質問を受けましたので、簡単にトウヒの選び方を図に書きました。
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木目に関しては、好みで選んで頂いていいのではないかと思います。
1.0mm幅前後で均一に木目の並んでいるものを好んで使っています。
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▲ maschiatura入りトウヒ (杢が入っているので繊維が歪むという考え方から好まない人も)
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by celloloto | 2011-04-12 14:33 |   製作中 making violin

ニス作り

現在製作中の楽器も、ニスを塗らなくてはいけませんので、そのために今からニスを作り始める必要がありそうです。
私のニスは、クレモナでよくよく使われているニスです。
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Gomma lacca rubino
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Ginepro
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Benzoe
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Mastice
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Elemi

これらがアルコールに浸けた際にキレイに溶けるように・・・・
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乳鉢で細かくします。
この作業は今までめったにしたことがなかったのですが・・・アナログ生活をするなかで、乳鉢での樹脂を細かくする作業に挑戦・・・これがなかなか良かった!
無心でただひたすら鉢を回す・・・気持ちが落ち着きました。そして何よりも勉強になったのが、すり鉢で樹脂を細かくする際に立ち込める樹脂個々の持つ香を改めて知り、またそれらの性質は、粘着質か、乾燥してるか、樹脂が湿気を含んで古くなっているだとかを、肌で感じることができました。やはり、五感も使っていかないと鍛えられませんよね。鼻は五感の中でも使わない部分だそうですよ。そういった意味ではまだまだ開発の余地がありそうです・・・。
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by celloloto | 2011-04-10 06:29 |   製作中 making violin

陽の光と共に 表板①

切り出し、荒削りがなんとか終わりました。
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by celloloto | 2011-04-04 18:31 |   製作中 making violin

陽の光と共に その③

今日はここまで
         Stradivariモデル             Nicolo Amatiモデル
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Stradの方は明日ペグボックスと背面彫りを終わらせます。
並べてみるとモデルによるサイズや形の違いがよく分かります。
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by celloloto | 2011-03-31 19:05 |   製作中 making violin

陽の光と共に その②

ひたすら機械的作業・・・
もうラインを見るには目が疲れています・・・
ネック二つ目のペグボックス
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↓ ↓ ↓
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↓ ↓ ↓ 次に背面彫り・・・
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すいません、今丸のみを研いでたら陽が落ちてしまう・・・!木肌がボロボロなのが分かりますね(-_-)
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今日はここまででタイムアップ!
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by celloloto | 2011-03-30 23:26 |   製作中 making violin

陽の光と共に その①

計画停電もあるし、私にできることは節電くらいだから・・・陽の光のみで作業をすると決め、楽器製作に取り組み始めました。私にできることは一生懸命楽器作ること・・・毎日ラジオを聞きながら、日本全体が復興に向け一丸となっていることをひしひしと感じながら、それを励みに作業を進めています。

現在作っている楽器・・・・ヴァイオリン2台・・・・を同時に進めることにしました。
モデルは ①Nicolo Amati いいとこどり
     ②Antonio Stradivari 通称Abergavanny 1724年作

先週から2台の楽器のネック作りを進めています。
とにかく脱電力、ということで手回しドリルでペグ穴を開けました。
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e0223950_19131018.jpg手回しドリルで穴を開けるときは両サイドから半分ずつ穴を開けるので穴がキレイに貫通するかどうかドキドキものです。ドリル刃が直角にまっすぐ入れられるようにスコヤを横に置いてみました。

光が丸く入っているようなので、なんとかうまくいった様です。ドリルを支えるバランス感覚も鍛えられたかも。今回のネック作りのマックスはこの工程でした。

で、一気にワープでごめんなさい。
渦巻きです。
Nicoloのネックを意識して作りました。「Stradに比べてまんまるなんだ」ということを意識しましたけど、Strad贔屓の私の渦巻きはStradっぽいですね。
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 これが             こうなる 
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ちなみに一緒に作ったStradのネックです。↓
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ずっと見ていると、ラインの美しさが分からなくなってくるので、ここで一度手を止めてペグボックスを開けることにします。
う~ん、渦巻きの2段目が気に入らない!!!後でまた手を入れます。
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ラインを見過ぎて何がなんだか分からなくなった時は、目を離して機械的な作業をすると気分転換になりますね。昨日は東京でも開花宣言があったように、今日は一日とても暖かく、窓を開けて作業ができました。
「冬は必ず春となる」というように、もうすぐそこに春がきていることを信じ、一日も早い復興を祈ってます!!!
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by celloloto | 2011-03-29 19:54 |   製作中 making violin

ヴァイオリン製作家 Suzuki Ayako 鈴木郁子
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