ヴァイオリン工房Len......Suzuki Ayako    

<   2011年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧




陽の光と共に その③

今日はここまで
         Stradivariモデル             Nicolo Amatiモデル
e0223950_18522526.jpg

Stradの方は明日ペグボックスと背面彫りを終わらせます。
並べてみるとモデルによるサイズや形の違いがよく分かります。
e0223950_18595340.jpg

[PR]



by celloloto | 2011-03-31 19:05 |   製作中 making violin

陽の光と共に その②

ひたすら機械的作業・・・
もうラインを見るには目が疲れています・・・
ネック二つ目のペグボックス
e0223950_23133626.jpg

↓ ↓ ↓
e0223950_23142564.jpg

↓ ↓ ↓ 次に背面彫り・・・
e0223950_23161295.jpg

すいません、今丸のみを研いでたら陽が落ちてしまう・・・!木肌がボロボロなのが分かりますね(-_-)
e0223950_2322524.jpg

今日はここまででタイムアップ!
[PR]



by celloloto | 2011-03-30 23:26 |   製作中 making violin

陽の光と共に その①

計画停電もあるし、私にできることは節電くらいだから・・・陽の光のみで作業をすると決め、楽器製作に取り組み始めました。私にできることは一生懸命楽器作ること・・・毎日ラジオを聞きながら、日本全体が復興に向け一丸となっていることをひしひしと感じながら、それを励みに作業を進めています。

現在作っている楽器・・・・ヴァイオリン2台・・・・を同時に進めることにしました。
モデルは ①Nicolo Amati いいとこどり
     ②Antonio Stradivari 通称Abergavanny 1724年作

先週から2台の楽器のネック作りを進めています。
とにかく脱電力、ということで手回しドリルでペグ穴を開けました。
e0223950_1981859.jpg
e0223950_19131018.jpg手回しドリルで穴を開けるときは両サイドから半分ずつ穴を開けるので穴がキレイに貫通するかどうかドキドキものです。ドリル刃が直角にまっすぐ入れられるようにスコヤを横に置いてみました。

光が丸く入っているようなので、なんとかうまくいった様です。ドリルを支えるバランス感覚も鍛えられたかも。今回のネック作りのマックスはこの工程でした。

で、一気にワープでごめんなさい。
渦巻きです。
Nicoloのネックを意識して作りました。「Stradに比べてまんまるなんだ」ということを意識しましたけど、Strad贔屓の私の渦巻きはStradっぽいですね。
e0223950_19285818.jpg

 これが             こうなる 
e0223950_1930239.jpg

ちなみに一緒に作ったStradのネックです。↓
e0223950_19361369.jpg

ずっと見ていると、ラインの美しさが分からなくなってくるので、ここで一度手を止めてペグボックスを開けることにします。
う~ん、渦巻きの2段目が気に入らない!!!後でまた手を入れます。
e0223950_19413671.jpg

ラインを見過ぎて何がなんだか分からなくなった時は、目を離して機械的な作業をすると気分転換になりますね。昨日は東京でも開花宣言があったように、今日は一日とても暖かく、窓を開けて作業ができました。
「冬は必ず春となる」というように、もうすぐそこに春がきていることを信じ、一日も早い復興を祈ってます!!!
e0223950_19451625.jpg

[PR]



by celloloto | 2011-03-29 19:54 |   製作中 making violin

ロンドンにて その②

ヨーロッパで就職したいと考えていたころ・・・Adamさん以外の工房でも実習をしていました。
この工房は銘器がわんさかある工房で、年月を経て様変わりしてしまった楽器も時間をかけて丁寧に復元して、楽器として生まれ変わらせる・・・という事をしています。
その当時私に与えられた仕事のひとつがこの楽器・・・
e0223950_0494245.jpg

この楽器はまだきれいに割れている方ですね。場合によってはパズルのようにバラバラになっているものをひとつずつ丁寧につなぎ合わせて治していきます。
正直なところ私は楽器作りの方が得意なので、時間をかけてこうやって楽器を復元する作業を初めてした時は、げんなりしました。
「楽器作りは創造力で、修理は想像力が大切。」と、大先輩に言われた事があります。そうなんです!!オリジナルの木材を生かし復元する修理という作業は、目の前に対する楽器の状態を理解し、その楽器にあったベストな修理方法を毎回模索しなくてはいけないんです。楽器に試されているように感じて、はじめのうちはしんどかったです!
でもこうやって、古い楽器を大切に時代を越えて弾き続けられるってのは、なかなかロマンがありますね・・・・。
e0223950_133825.jpg

e0223950_223536.jpg
ricordi in Londra

[PR]



by celloloto | 2011-03-11 01:04 |   ロンドン London

ヴァイオリン製作家 Suzuki Ayako 鈴木郁子
by celloloto
プロフィールを見る

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。