ヴァイオリン工房Len......Suzuki Ayako    

ドイツ ヴァイオリン製作学校 Mittenwald

2004年の夏に、クレモナからイタリアの電車Trenitaliaの鈍行で7時間かけて、ブレシアBresciaを経由して、トレントTrento、ボルツァーノBorzanoの山々を越え、オーストリアのインスブルグInnsburgと、ドイツのヴァイオリン製作学校があるMittenwaldに行きました。
Innsburgの13km東に位置するAbsamという村ではJacob Stainer(bc1617;d1683)という有名なヴァイオリン製作家が生ました。2003年にはStainerの展示会もありました。

ドイツでの目的①
      ミッテンヴァルド楽器技術者養成学校のヴァイオリン製作コースの見学

ドイツ人の友人の案内だったからなのか、ヨーロッパの人々は心が広い・・・というか大らかというか・・・突然の訪問だったのにも関わらず外国人の私を入れてくれました!めったに学校の内部を見れることはないと思いますのでここで少し紹介します。
e0223950_14545068.jpg

大きな教室で約20人前後の学生さんが作業しています。真ん中には作業中の楽器が置ける棚がありました。

e0223950_1457617.jpg

生徒さんの作業台はみんな窓際に並んでいて、外の山々の空気を吸いながらの作業はとても気持ち良さそうです・・・!窓が大きい!!!

e0223950_14585435.jpg

ここの学生さんは人生で初めての楽器作り・・・とは言っても、3台の楽器を同時に作り進め技術習得を目指していました。作業の姿勢は、キッチリ、カッチリ、数値道理に・・・という感じで、ドイツ人の几帳面でまじめな特徴が良く出ている学校との印象です。
私はイタリアで製作を学んでいるので、ここでの"確実な技術習得"というものへの憧れを感じるとともに、イタリアの自由で発想豊かなスタイルを重視する楽器作りというものへの愛着を感じつつ・・・学校を見て回っていました・・・

e0223950_15121612.jpg

ここはニス室です。
e0223950_1514353.jpg

いっぱい楽器が並んでいます。
e0223950_15161160.jpg
白木で上がった楽器がニス塗りを待っています・・・。

ドイツでの目的② 木材購入e0223950_15231278.jpg

"安価でいかに良い木を選べるか!!?"が当時の私のテーマ・・・・、真剣です!私の後ろに見えるこれらの木の山々・・・一枚一枚丁寧に①木目の詰まり具合②木取りは正しいか③杢は美しいか・・・・などじっくり見ていくと時間がいくらあっても足りません・・・・!!
あ~、でもMittenwaldは木材選びの天国でした~❤
[PR]



by celloloto | 2011-02-11 15:40 |   ドイツ Germany

ヴァイオリン製作家 Suzuki Ayako 鈴木郁子
by celloloto
プロフィールを見る

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。